元地方公務員、文体について語る
こんにちは。元地方公務員のたかすけです。
本日はブログの文体について書いてみます。
〇文体について
こちらのブログでの文体は、生活保護担当時代の『ケース記録』というものをベースにしています。
〇ケース記録とは
生活保護を受給している世帯ごとに担当の職員が着きます。その方々との日々のやり取り等を記録として残しているもののことをケース記録といいます。大中小項目に分けて記載し、どんなささいなことであっても記録することが望ましいとされています。ストレスフルなやり取りも多分にありますが、いかに感情や主観を排して記載するのかという良い訓練になりました。また、めったにあることではありませんが、開示請求(ケース記録を公の場に出すよう請求すること)もあり得るため、慎重かつ客観視された文章を書くように心がけていました。
〇具体例
下記●以降にケース記録の具体例を記載してみます。即興で当時よくあったような内容を記載します。秘密保持の原則に外れていないことを断言しておきます。
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2024年5月24日(金) 9時27分 主来庁 たかすけCW対応
〇主訴
医療券について
〇内容
6月3日にはてな病院に受診したいとのこと。病院への受診予約済み。
症状を聞くと「最近鼻詰まりが酷くてかなわんわ。」と主張。同一症状で他HPへの受診はないことを確認したため、そのまま受診するよう指示。主了承。
〇他
中日ドラゴンズの成績について話す。傾聴し、対応を終えた。
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〇終わり
見やすく、要点の分かる文章を書くよう心掛けていました。内容があるようでないものも、①後任にとって対象者の人物像把握につながること②警察等から日ごろの対応を聞かれた際の回答、等に使えたという印象です。上記に専門用語や独特な表現があったため、近いうちに生活保護担当時代の話も書いてみたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!